旅先で役立つ英語 〜レストランで食事*パート4:知っておくと余裕なフレーズで締めくくり編〜
「旅の楽しみは食の楽しみ」をモットーにしているもので、レストラン英語が4回も続いてしまいました。食傷ぎみの方、どうもすみません!旅先で役立つ英語「レストランで食事*パート4」は、知っておくと余裕しゃくしゃくで食事を楽しめるフレーズをいくつかご紹介して、シリーズ?の締めくくりとします(旅はまだまだ続きますよ〜)。
【何を注文しようか迷っている時に役立つフレーズ】
Not yet. まだです。
I haven’t decided yet まだ決めていない
Can we have another minute?* もうちょっと時間をください。
[*直訳は「もう1分もらえますか」。実際には4~5分程度で戻ってきてくれるでしょう。]
What would you recommend? おすすめは何ですか。
What’s XXXX like? XXXはどんな料理ですか。
<会話例>
Q: Are you ready to order? ご注文はお決まりですか。
A1: Not yet. Can we have another minute?
まだなんです。もうちょっと時間をください。
A2: We haven’t decided yet. What would you recommend?
まだ決まってないんです。おすすめはなんですか。
A3: What’s the “Shrimp Scampi”* like?
「シュリンプ・スキャンピ」ってどんな料理ですか。
[*エビをガーリックとバターまたはオリーブ油で炒めた料理。おいしいですよ!]
Does it come with XXX? XXXがついてきますか。
例:Does the Shrimp Scampi come with rice or pasta?
シュリンプ・スキャンピにはごはんかパスタがついてきますか?
Does it contain XXX?* XXXが入っていますか。
例:Does this dish contain peanuts?
この料理にはピーナツが入っていますか。
[*食物アレルギー(food allergy)や食物不耐症(food intolerance)がある人なら絶対知っておくべきフレーズ。食べられない食材を予め英語に訳し、リストを作っておきましょう!]
How big is a portion?* 量はどのくらいですか。
[*アメリカで料理を注文するとドカンと大盛りが出て来てびっくりすることが多いです。でもトレンディなレストランやカフェでは逆に小さめのお皿で出てきてがっかりすることも。一品を2人でシェアしようと思うなら、注文する前にだいたいの量を訊いておくと安心です。]
Can I have XXX instead of YYY?* YYYの代わりにXXXをつけてもらえますか。
例:Can I have potato salad instead of French fries**?
フライドポテトの代わりにポテトサラダをつけてもらえますか。
[*付け合わせの品を他のものと変えてもらいたいときに役立つフレーズ。できないときもありますが、だめもとで訊いてみましょう。結構融通がきくものです。]
[**フライトポテトは英語で”French fries”といいます。]
Could you bring XXX? XXXを持ってきてもらえますか。
例:Could you bring another spoon? We’d like to share the ice cream.
スプーンをもう1本持ってきてもらえますか。アイスクリームをシェアしたいので。
That’s all, thank you.* それで全部です。どうもありがとう。
[*ひととおり注文し終えたところで、“Anything else?” (この他に何かご所望ですか?)と訊かれたら、こう答えましょう!]
Check*, please. お勘定お願いします。
[*checkにはいろいろな意味がありますが、この場合のcheckはお勘定書のこと。イギリス英語では”bill”と言います。“Can I have the check, please?”も同じ意味で使えます。]
さて、ここで問題になるのがチップ(tip:発音は「ティップ」)の金額。だいたい20%ぐらいと覚えておきましょう。もちろんサービスがすごくよかった(または悪かった)場合はそれ以上(またはそれ以下)もありです。テーブルの上に現金を置いても、チップをプラスした金額をカードで支払っても(チェックにチップ額を書く欄があります)OKです。人数が多い場合は請求金額にすでにチップ(正式にはgratuity)が含まれている場合がありますから、支払いする前に確認しておきましょう。
では最後にクイズを1つ:「いただきます」「ごちそうさまでした」は英語で何と言えばいいでしょう?正解は・・・次回の記事に掲載します:)次回まで待てない方、または他にも知っておきたい単語やフレーズがある方はどしどし質問してくださいね!レストランにまつわる愉快な体験談・失敗談もお待ちしています。次回は旅の2日目、観光名所巡りに役立つ英語を学びます。お楽しみに!
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マーシャル先生について
情熱あふれる教育者・起業家・事業主。カリフォルニア大学バークレー校で日本語と日本文化を専攻(在学中、東京の国際基督教大学に1年間留学)。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院で学んだあと、東京にある英会話スクールのメイン講師に就任。そこで英会話の教授法と学校経営とについて多くのことを学び、独自のスタイルとビジョンを築き始める。その後沖縄に転居し、2010年に英会話スクール「English World」を設立。経営者として現在にいたる。